四角形とは
4本の直線で囲まれた平面上の図形を四角形といい、四辺形ともいいます。
四角形は4つの角に注目し、四辺形は4つの辺に注目してつけられた図形の名前です。
四角形の種類
一言で四角形と言っても、色々な形(種類)があります。この四角形を分類する方法も色々あると思いますが、下図のように分類してみました。これは一つの例として、一度自分で分類してみてください。四角形にも種類によって名前がつけられています。
⓪はわざと特殊な四角形からスタートしてますが、これは凹型(おうがた)四角形や凹四角形と言われています。逆に小学校で扱う今回は、①台形からスタートして7種類の四角形を紹介します。
訂正:図の(誤)たこ型→(正)たこ形
四角形の性質
上を分類するにあたり、採用した分類の基準(性質)を紹介します。
・向かい合う1組の辺(対辺)が平行。
・1組(2辺)の辺の長さが等しい
・4つの角が等しい(つまり直角(90°))
上の条件を使い、それぞれの四角形の性質をまとめてみます。下に(図では右に)いけばいくほど条件が多くなり、特殊な四角形になっていきます。
台形 1組の向かい合った辺(対辺)が平行な四角形
等脚台形 1組の対辺が平行 かつ もう2組の対辺の長さが等しい四角形
平行四辺形 2組の対辺がそれぞれ平行な四角形
たこ形四角形 隣り合う辺の長さが等しく かつ 残りの隣り合う辺の長さが等しい
長方形 すべて(4つ)の角の大きさが等しい四角形
ひし形 すべて(4つ)の辺の長さが等しい四角形
正方形 すべての角(4角)の大きさが等しく かつすべての辺(4辺)の長さが等しい四角形
上の分類以外に、対角線や90°以外の角度に注目して分類すると、図形の問題を解く際のヒントとなります。
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